外壁塗装の必要性は?しないとどうなる?

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外壁塗装の必要性は?しないとどうなる?

外壁・屋根の塗装は合計で100万円以上することも珍しくありません。

そのため、
「今まで外壁塗装しなかったんだから、外壁塗装をしなくてもおなじではないか?」
と、ご自分の都合のいいように解釈される方もおられるでしょう。

気持ちは痛いほどよくわかりますが、残念ながら
「外壁塗装をしてもしなくても同じ」
ではありません。

では、外壁塗装をしないと家はどうなっていくのか、その経過をたどってみましょう。


外壁塗装しない家の劣化サイクル

外壁塗装後の経過年数によって、外壁がどのように劣化していくのかを紹介します。
なお、経過年数には、家の立地条件や塗料の種類により幅があります。

新築or外壁塗装したて
表面につやがあり、太陽に当たると美しく発色している状態です。

外壁塗装後1~5年経過
表面のつやがなくなっているのですが、防水効果はある状態です。

外壁塗装後3年~10年経過
外壁が変色し、くすんだ印象を受けるようになりますが、防水効果は保たれています。

外壁塗装後5年~15年経過
チョーキングが発生して、外壁に触ると手に粉がつく状態です。
防水効果が切れてきたサインです。

外壁塗装後7年~25年経過
外壁にひび割れが発生し、そこから雨水が入り込んで下地が痛んでくる状態です。

外壁塗装後15年~50年経過
外壁の剥がれにより外壁自体が外部にさらされ、急激な劣化が起こっている状態です。


チョーキングが起こるとどうなる?

チョーキング現象が起こっている=防水効果が失われている
というサインです。

そのため、建物の内部へ雨水がしみこんでいる可能性があります。
そうなってくると、建物を構成する柱の耐久性も落ちてきます。

柱の耐久性が落ちても、日常の生活では特に問題になりませんが、怖いのは地震が起きた時です。

定期的に外壁塗装をしない家は、経年劣化により雨水がしみこんで柱が弱くなり、地震が起こると家が傾いたり、倒壊する恐れがあります。


外壁にひび割れが起こるとどうなる?

外壁のひび割れを放置すると、建物内部の構造部分にまで雨水が侵入します。そのため、建物内部の鉄筋に腐食が起き、建物全体の強度が低下することになります。

こちらも地震などの衝撃が加わることで、倒壊する恐れがあります。
そうなると、住むどころではなくなります。


外壁塗装の目的

外壁塗装の目的は、
「きれいな外観を保つこと」
に目が行きがちです。

しかしながら、
「紫外線や雨などの環境から、家を守る」
という目的もあり、こちらの目的のほうが、安全に住む上で、はるかに重要です。

外壁塗装をすることで、建物内に雨水が侵入することを防ぎ、建物の強度低下を防ぎます。


外壁塗装の必要性 結論

外壁塗装は「必要」です。

・全世界のマグニチュード5.0の地震のうち、10%が日本で発生
・全世界のマグニチュード6.0以上の地震のうち、20%が日本で発生

というデータがあるほど、日本は世界でトップレベルの地震大国です。(出典 一般財団法人 国土技術研究センター)

そのため、どこに住んでいても地震は必ず発生します。

確かに「外壁塗装をするとお金がかかる」というデメリットはありますが、
地震による家の倒壊だけではなく、あなたの命を守るためにも、定期的な外壁塗装をして、家の強度低下を防いでおくことをおすすめします。


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